2021年、何故LinkedInをするのか?何故LinkedInが重要なのか?そして何をすべきかの3点について、2019年1月から2020年12月末まで500以上のポスト投稿の経験から学んだことを共有したいと思います。LinkedInのメンバー(LinkedIn社内ではユーザーをメンバーと呼んでいます)になり、活用されている理由は人により様々です。登録はしたけれど、特に利用はしていない方もいらっしゃいます。今後の不確実性の時代を少しでも前向きに取り組みたいという人にはこのポストはヒントになることでしょう。
- 何故LinkedInをするのか?
- 何故LinkedInが重要なのか?
- 何をすべきか
- 2つのお勧め
2019年の最初のポストはドバイからの3つの動画でした。「2019年はLinkedInへ投稿するぞ」決めて、日本に行く途中で立ち寄り、収録し、その場(iMovie)で編集しました。風邪をひいたのはおまけでしたが、動画の第2部にある通り、LinkedInの強さを実感することが出来た立ち寄りでした。
当時は2-3000程の繋がり数でしたが、日本のメンバーとの繋がりは2桁だった記憶があります。日本の市場開拓を目指した時でした。
1.何故LinkedInをするのか?
LinkedInをする理由は経済活動の為です。収入を心配する人生からの決別したいと思いました。欧州での仕事は社員やフリーランス(自営業)等のさまざまな形態がありました、解雇は容易に行われます。スタートアップ系の仕事の場合はプロジェクトの生存率がそのまま雇用継続率に繋がります。技術系であれば再就職は容易ですが、その他の職種の場合は困難が伴います。転職は出来ることなら避けたいのは、こちらでの共通認識です。
その他の理由、例えば人脈作りや情報収集等は全て2次的な理由です。これらはビジネス活動を行っていれば伴う結果ですので、ここには焦点を当てませんでした。私にはビジネスSNSを活用されているバルセロナの3人の師匠がいます。私は彼らから影響を受け、多くの学びを頂きました。彼らが共通して言っていたのは、以下の2点でした。
- 営業しなくても、客先から連絡がある
- 4年我慢しよう
1にはインパクトを受けました。これは営業最終のゴールです。そしてそのための2がある事を実感しました。例えばセミナー等で彼らの話を聞いて、感動し、公開されたノウハウを行動に起した人々が、4年後にもそこでの学びを続けている確率は、ほぼ0なんですね。この事実を元にすると、ノウハウを公開しても、コピーはされますが、継続性がないので、結局ゴールに辿り着けない事を意味しています。
実際にデジタルセリングまたはソーシャルセリングを利用している営業は、ノルマの達成率が高いとの数値がLinkedInから発表されています。考えてみると、この手法は正論としか考えられません。インターネットが購買方法を変えたはB2CだけでなくB2Bの世界も同様です。
私はビジネス開発を中心に社会人生活を過ごして来ました。永遠のテーマが差別化で、もし継続性がビジネスの差別化になるのであれば、価値があるのかもしれないと思ったのです。2017年にLinkedInを使い方の最初の見直しをしました。MBAでの授業での取り込みをやってみました。2018年にはお客様向けのインプリを実施し、確実な成果を実感しました。そして2019年は日本市場への足場作りを行いたいと、ポスト投入の計画を立て、実施しました。
私のゴールはLinkedInを通じて、個人のタレントを開花し、収入の心配という呪縛からの開放をすることです。そしてそのお手伝いを出来たら、とても嬉しく思っています。企業向けの場合でも同様で、企業の成長は働いている方々の成長があってのもの。そのためのお手伝いが出来たらこれほど嬉しいことはありません。
2.何故LinkedInが重要なのか?
LinkedInが重要な理由はいつくかあります。
- 世界でもっとも信頼されているSNS
- 世界で最大のビジネスSNS
- 巨大なLinkedInのエコシステム(ブランディング、就活、教育、学生、求職者、失業者、企業、フリーランス、講座等様々な関係者が、機会創出というキーワードで結ばれています。LinkedInは就活だけの場所ではありません)
- LinkedIn Learningのポテンシャルの高さ
- 就活において真っ先に利用されるプラットフォーム
この5つのポイントだけ見ても十分だと思いますが、もう少し見てみましょう。それはこれからのトレンドについてです。
ビジネスの重要ポイントが信頼関係であるのは間違いありません。では新たなサービスを利用する場合、どのように信用することが出来るのでしょうか?私はサービスの採用時には連絡を頂く営業の方のLinkedInのプロフィールを確認して、提供サービスの専門家であるかを確認しています。人事ですと、採用に当たっては、LinkedInだけでなく、他のSNSのチェックを行い、会社文化とマッチするかを確認します。それは暴力的な発言がないか等明らかな確認だけでなく、場合によってはもっと深い調査が行われます。このような調査は以前は非常に困難でしたが、実名ベースのLinkedInの一般化が進むにつれて、誰でも可能になり、今後もこの傾向は進むことでしょう。他のSNSでは出来ない大きな相違です。
個人の特定が可能である場合、安心感のあるネットワークが出来ます。そのためLinkedInでは炎上が極めて発生しにくいSNSになっています。
3.何をすべきか
LinkedInで何をすべきかについては、目的によって異なります。基本中の基本はプロフィールの整備です。目的別のプロフィール作成にはこちらの表とポストが参考になるでしょう。
4.2つのおすすめ
私のお勧めは2つあります。
- 観察を行い様子見をする
- どこまでやるか決めて、半年はその行動を続ける