社内の風通しを良くする魔法はLinkedInの活用です
断言しましょう。これ考えててみると非常に論理的なんですね。ここでのキーワードは安心感、透明性そして期待だと思います。
社会人人生の中で、「社内の風通しを良くする必要がある」という話は何度も聞きました。新入社員時は良く分かりませんでしたが、そのうち色々と見えてきました。派閥があったり、ミスコミュニケーションがあったりと、情報が流れないんですね。そして部門長同士が仲が悪いと、ビジネスに影響が確実に出ます。情報のコントロールが、ビジネスをドライブするのではなく、部門の孤立化を促進します。そして人の感情って意外に見えるもので、疑いがあると、それだけで雰囲気の悪さを作り出します。すると周りを心理的に萎縮させる方向に向かってしまうのですね。
社内の風通しや活性化のために、社内報、メーリンリストそしてイントラが活躍するはずなのですが、これらを利用して、ビジネスに繋げるにはモチベーションが本来必要なはず。会社からのコミュニケーションって往々にして義務であったり、上から視線なんですね。これでは、うまくいくはずがありません。紙の社内報は読まれることが無いばかりか、届く頃には内容が古い。どんな利用がされているか全く不明な媒体になっています。そして一番悲しのが、製作された方々の努力が往々にして評価に結びつかない。これは良くない循環ですね。
一方LinkedInの運用量は個人のモチベーション次第なんです。個人に紐ついている事、そして世界一安心出来るSNSです。リンクトインは任意での利用であり、個人の自由なんです。これが精神的にプラスに動くのです。「やらされていない」という感覚はとても大事です。
安心感
安心感はとても大事な感覚です。安心ですと、伸び伸びと表現する事が出来ます。SNSの運用で一番怖いの発言が炎上し、仕事や会社と関係つけられる事です。多くの人が参加しているビジネスSNSは「炎上がない」それだけでも安心感がありますね。また参加されている方のポストやコメントを見るとわかるのですが、危険な匂いがしませんし、個人の私生活を公開されている方も少ないです。ということは、私生活と仕事を区切ることが出来ることを意味しています。これ安心の確保には一つ大事な要素です。私生活が仕事に影響しませんし、逆もありません。分かりやすいですね。
透明性
透明性の考え方はとても大事です。相互信頼の基本です。しかし透明性を伝え、理解してもらうのは簡単な事ではありません。共通の体験や時間が必要になります。相手が誰というのが分かるのは、透明性の担保だけでなく安心感も与えてくれます。相手の発言が見えるだけでなく、それに対する一般のコメントやリアクションも見えます。発言を通して、相手の考え方を理解することも出来ます。またプロフィールを見ると、その人の過去と現在が確認できます。これは透明性の担保においてとても役に立つ情報ですね。
期待
LinkedInで期待って何でしょうか?個人中心に考えると、パーソナルブランディングは大きなゴールになりますね。そのほか自分のサードプレイスとしての居場所に対する満足感が「もしかしたら」という未来の期待感にもつながることでしょう。また、転職のお誘いがあるかもしれません。
では同僚や他人のリンクトインでの活躍は、どのように思えるのでしょうか?人間は比較対象を求めますので、比較が出来るようになりますね。似たようなプロフィールの方の経歴を見ると、自分の過去、現在が比較できます。そして新たな未来も見えるかもしれません。例えば狙っているポジションがあれば、そのポジョンの方の過去経歴を見て対策が打てるかもしれませんね。
上司がLinkedInをやっていたらどうでしょうか?このようなケースはこれからどんどん出てきますが、仮に上司が上手にリンクトインを活用していたら、とてもラッキーです。真似するしかありませんね。その方から学ぶことが非常に多いと思います。リンクトインをビジネスに活用されているようであれば、これは大きなに波に乗っていることを意味します。社員のLinkedIn利用の安心度も当然上がります。ビジネスに対する姿勢が見えたりするので、社内での相互理解が大きく進むでしょう。
メンバーや社外の人があなたのリンクトインを見ているのは間違いありません。となると、時間や場所の制限でなかなか伝えることの出来ない、本物の貴方が彼らに伝わる良いチャンスですね。営業ですと大きな声の人がリーダーシップを取ることが多かったのですが、リンクトインを通じると正しい人への尊敬がより強くなるでしょう。「Why LinkedIn 真面目な営業マン編」 のポストが参考になると思います。
客先で予備の撮影を含めた、B2B デジタルマーケティングの打ち合わせをしてきたのですが、日を追うごとに、社内の雰囲気が良くなったのが分かりました。皆さんの期待感を感じるのです。その上、予備の撮影を実施すると、ますますヒートアップするのが分かります。従業員の皆さんは変化を求めているようです。B2BはB2Cとは大きく異なる点がいくつかあり、B2Bでは一般的には年齢層が広く、組織も保守的です。LinkedInを含めた営業改革のプロジェクトは、初めての訪問時には全社員にすでに周知がされていました。そのせいか、オフィスから倉庫の方々まで非常に友好的に迎えて頂きました。これは嬉しい事です。
風通しが良くなるというのは、部門間を超えて、明るい会話が増えるということです。仕事であったり、その他のテーマでも構わないのですが、会話が、これエンゲージメントと呼んでいますが、発生すると情報の流通が始まります。B2Bでデジタルマーケティングに予算を取るということは、まだまだ珍しいので、SNSに慣れている人たち、特に若い世代からすると、「やっと我が社も何かをするんだ」という期待値は大きいですね。
B2Bでのデジタルマーケティングのコンサルは、中に入ってみて分かることの連続で、契約前の打ち合わせ内容と納品物に差が出ることが日常的です。しかしながらゴールは一緒なので、お客様と一緒に解決していくプロセスは非常にシビれます。アカデミーインはB2Bに特化していますが、プロセス自体が前向きな施策ですので、とても楽しむ事が出来ます。
リンクトインで「#リンクトイン活用」検索を行うと、科学的なアプローチを中心としたヒントが多く見つかる