2021年中に、仕事にも、就活にも役に立つLinkedInでデジタル履歴書を作ってみませんか?不確実性が引き続き確実視されている2022年を乗り切るための目的としては最適だと思います。ではデジタル履歴書とはなんでしょうか?それはLinkedInのプロフィールをきっちりと作ることをここでは意味しています。
履歴書とLinkedInの組み合わせで、仕事や就活に活用出来ることを前提とすると、ゴールは「あなたは誰?」に対する回答を用意することです。
デジタル履歴書のメリットとはなんでしょうか?
以下の3点が考えられるでしょう。
- 本人確認が出来る。これは対偽アカウント対策にもなります。
- 本人がどのような人かを確認出来る
- 意外なチャンスが落ちてくるかもしれない
それぞれの項目について検討してみたいと思います。
1. 本人確認が出来る。これは対偽アカウント対策にもなる
LinkedInの良いところは実名登録です。さらに職歴があります。この2つを掛け合わせると、本人確認が非常にやりやすくなります。例えば、A社のB部門のCさんの確認を取りたいのであれば、代表に電話することで解決しそうですね。写真があることで、既に面識のある場合は、確実性が高まります。現職を見て、実際の仕事内容と比較することにより、さらに確実性が高まります。ビジネスにLinkedInを活用するのであれば、「嘘はつけない」のがLinkedInです。
偽アカウントについての関連ポストはこちらになります。よろしければどうぞ
2. 本人がどのような人かを確認出来る
上述のCさんと、ビジネスをしたい、または採用したい場合を思い浮かべてみるとわかりやすいでしょう。Cさんは一体どんな人なんだろうか?という問いに回答を差し出してくれるのがLinkedInです。
例えば営業であれば、Cさんの職歴やポストを知ることにより、どんな専門性があるのかわかります。意外な共通点が見つかるかもしれません。「D社にいらしたのですね。以前弊社の製品を導入して頂きました。Eさんがご担当で大変お世話になりました。」という会話が出来たら、Cさんとの距離感はいきなりグッと狭まることでしょう。
共通項ですと、大学や出身地の話も親近感が湧くものです。共通の繋がりをLinkedInは教えてくれますので、これも非常に便利です。私は言語やプロジェクトにも必ず目を通すようにしています。
もう少し時間をかけてみると、その人の思考と嗜好がわかります。ポストの内容や、コメントを観察すると、意外な発見があるかもしれませんね。仕事に対する知識の深さが見えたり、その人の性格まで見えたりします。
3.意外なチャンスが落ちてくるかもしれない
プロフィールをきっちりしていると、2つの大きな長所となります。それは
- 良い印象を与える事ができる
- 検索に引っかかる
です。
最初の良い印象は分かりやすいですね。特に写真は大事でしょう。笑顔の写真は見ている人にプラスのエネルギーを送ります。これだけでもずいぶん違いますね。LinkedInはビジネスSNSと考えると、「仕事ができる人」と「信頼できる人」という印象は非常に大事ですね。
2つ目の検索に引っかかるは見逃しやすい点です。「プロフィールをしっかりする」の意味は質と量を意味します。例えば取り扱い商品名を記載していなければ、見込み客が検索をかけても、検索結果に出てきません。ここにはSEOマインドが必要になってきますが、簡易的には必要と思われるキーワードをプロフィールに含めることは、大事ですね。
意外なチャンスは普段の準備が物をいいます。特別なことではなく、少しの時間投資をするだけで、可能性は大きく広がることでしょう。
例えば「リンクトインコーチ」で検索すると134件が表示されました。検索結果で最初のページに表示されることは非常に大事です。皆さんもご自分のキーワードで検索されると良いでしょう。但し検索結果は揺れますので、「大体こんな感じ」で理解した方が良いです。精密な測定はユーザーレベルでは現状不可能と思われます。Googleでの検索の場合は、公開されているツールがありますので、キーワードの正確性と妥当性を見つけることが出来ます。
LinkedInから履歴書が作れるサービス
履歴書のことをCVやResumeと通称呼んでいます。LinkedIn CV builderとかLinkedIn Resume builderで検索するとさまざまなサービスを見つけることができるでしょう。
就活では印刷物やPDFでの提出を求められる事があるでしょう。この場合は提出先に合わせて内容を変化させることを強くお勧めします。面倒ではなくラッキーだと思います。LinkedIn上の求人ですと、LinkedInのプロフィールがそのまま提出物となります。しっかりと作ってあれば何も心配することはありませんし、他の候補者との差別化が図れることでしょう。ただ自動化に任せると、あていのニーズに合わせるのが難しい場合があります。よりアピールが適切にできるために、内容の調整は大いにすべきですね。
LinkedIn Workshopであった意外な実例
LinkedIn workshopをある企業様向けに実施した時に、「文字に落とす」効果を実感しました。みなさん同僚で長い間一緒に働かれているのですが、意外に知らないことが多いようです。「文字に落とす」と今まで知らなかった一面が分かるようになります。同僚間でさえこのような発見があります。第3者への影響はさらに大きいと思います。
LinkedInのプロフィールは通常本人1人で作りますが、ワークショップではお互いにその場でQAを仲間同士で行ったり、意見交換をしますので、シャープ度がグッと上がります。ですので、一旦出来たら、ご友人の意見を伺ってみるのが良いでしょう。例えば顔写真ですが、ご自分が良いと思っているだけかもしれません。ご友人のアドバイスは第3者の視点からとても有効です。
リンクトインで「#リンクトイン活用」検索を行うと、科学的なアプローチを中心としたヒントが多く見つかる