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健康と収入不安を解決するために、50歳を過ぎたら優先事項を変える

健康と収入不安を解決するには

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50歳を過ぎたら優先事項が変わりますが、皆さんは意識して優先事項を変えていますか?優先事項の変更は、ハードル高いですね。習慣に流されます。「頭でわかっちゃいるが、体が動かん」でしょうか。意識を変えて、確実に行動に移すにはモチベーションや仲間が必要ですね。


ここでは私個人の経験を元に、健康と収入不安の解決策について述べてみたいと思います。

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50歳代の典型的な課題は「健康」と「経済的基盤」です(金子眞理子、笹山岳大. 2018)。そこで私の皆さんへの提案は、健康のために #ヨガ と #武道 です。そして収入に関しては #パーソナルブランディング です。皆さんはどのような「動き」をされていますか?私の同世代の日本の友人は、ダンス講師を始めたり、サッカーの審判資格の取得をして、週末の非常に忙しくやっています。私の例で恐縮ですが、具体的に何をしているのか、そしてその効果を説明したいと思います。皆さんの参考になればと思います。

1 健康対策

健康が大事なのはわかっているけれど、結果が出る具体的な行動を起こすには、モチベーションが不足しているのではないでしょうか?「面倒だし、仲間のいないし」が多くの方の理由でしょうか。ここ欧州ではコロナ明けが経ってから随分と時間が経ち、新しい社会形態に落ち着きが出てきました。50歳代のストレスは以前と変わり、多くの会社人を含む中産階級は、先の見えないこれからに不安を覚えています。

1.1 ヨガ

そこでヨガ体を動かすことをお勧めしたいと思います。ヨガはビックリするぐらい体つきと精神状態が変わります。ヨガはストレッチと思われている方は大きな間違いを犯しています私は武道家の先生のヨガに通っています。以前のシンガポール中期出張時(NTTドコモのi-modeプロジェクトで、シンガポールの通信会社向けのインプリメントを担当していた)に14日間連続でインドの男性ヨガマスターの早朝クラスを受け、衝撃的な変化の記憶が体のどこかに残っていて、柔軟性のあげるのヨガとのイメージは全くありませんでした。

ここスペインでは、女性の先生のヨガのクラスを何度が受けましたが、長続きしませんでした。今の武道家の先生のクラスにはもう半年以上通い続けています。多くの男性にはヨガに対する個別の印象があるようですが、一旦捨ててもらって、異なる複数の先生のヨガクラスに参加されると良いでしょう。私がヨガを再チャレンジしようとしたきっかけは、日本の #空手 の道場で、柔軟体操中にぎっくり腰になって、このままのやり方でダメだと思ったからです。

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  1. 体の内部との会話が出来そうな感覚がある

1.1.2.実際の発生したメリット

  1. 痩せた
  2. お腹がいい感じにへこんだ
  3. 足が前より上がるようになった
  4. ぎっくり腰への効果がある実感がある

1.1.3.その他の変化

  1. ヨガ音楽を好んで聴くようになった
  2. ヨガの会話で盛り上がることが出来るようになった
  3. 多分体の内部の筋肉の強化が発生して、体が締まっている感覚を覚える
  4. 健康の本質が見えてきたような気がする

 

1.2. 武道

もう一つのお勧めが武道です。私は40歳代になってから空手を始めました。#柔道 が最初の希望でしたが、いくら受け身をしても投げられると衝撃が厳しくて、空手を選びました。

そして昨年からヨガと一緒に始めたのが、#合気道 と #柔術 です。これらはヨガを習っている同じ道場で学ぶことが出来るので、教え方や武道に筋が一本入っている感じがあり、習う方にしてみると、武術の違いによるブレを感じることがありません。

道場を選ぶ際に50歳代にとても重要なことは、怪我をしない事です。そして怪我をさせない環境や、参加者のマインドセットが大事です。私が通っている道場で50歳代は少数ですが、40歳代や女性が多く、練習時のレベル設定が自分の意思で出来ます。ですので怪我を避けることが可能です。

 

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1.2.1. 私が感じた50歳で始める武道のメリット

  1. 気持ちの良い汗と筋肉痛
  2. 状況観察がよくなる
  3. 筋肉パワーでなく、頭を使う
  4. 過去の人生経験と重なる事が多く、別の視点から考える事ができる
  5. 画面でなく、人と人のぶつかり合いが、非常に新鮮であり、人間らしさを感じる
  6. 1.2.2. 日本の伝統の再確認
  7. 他国へ行った時に、その国の道場での練習に参加し、見知らぬ人との新たな出会いを楽しむことが出来る(私、ドイツ、ポルトガル、フランス、イタリア、ベルギー、ドバイ、インドの方と知り合うことが出来ました)
  8.  

1.2.2.予想外なこと

合気道と柔術では受け身が必要で、場合によっては柔道で感じたような骨が痺れるような投げを受ける場合があります。これは後日体に効いてきます。しかし、柔道の競技ルールとは異なるので、投げ込まれたや落とし込まれたという感覚は稀なのが救いでした。(立って、転んで、起き上がるのは、骨が折れるが、相手が手を貸してくれるので、まだまだ行けそうな感じ。そういえばスケボーを1時間でやめたのは、起き上がるのが非常に大変だったのを思い出した。)

 

2. 収入対策

もう一つの課題が #収入不安 です。100歳人生とありますが、100歳まで働くことはないはずです。50歳でも体力が落ちているのを実感しているわけですから、60歳で退職し年金生活というのは現実的な考え方の一つでもあると思います。


収入に対する不安感は退職が見えてくると具体化しますね。教育費とローンの支出負担は大きく、仮に定年が伸びてもご子息が独立前ですと、なかなか楽をするわけにはいかないと思います。50歳を超えて、収入増の転職は、なかなかハードルが高いですから、打開策が必要です。楽天家思想は大事ですが、やはりプランがあった方がいいですね。

 

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2.1.そこでお勧めは、リスキリングとパーソナルブランディング

新たにスキルを身につけるのではなく、すでにお持ちの経験やスキルのリスキリングです。手持ちの刀の刃を研ぎ澄ますイメージです。そしてこれを基本に #パーソナルブランディング を行い、収入の手段にするのです。私はこのパーソナルブランディングに #リンクトイン活用 し、本当に良かったと思っています。

リスキリングは「スキルの再学習」を意味し、一般的には新たなスキルを身についけて、社会の環境変化に対応するを意味します。このカタカナ言葉は新しくて2022年から急に使われ始めました。私が推奨するリスキリングの考え方は、世間の捉え方と異なります。こちらで詳しく解説しています。

パーソナルブランドとは、個人で作るブランドを意味します。例えば、「XX会社の誰です」の自己紹介の場合、「XX会社」の名前、すなわちブランドが先に出ますが、これがなくなり、個人で勝負していくことになります。以前と異なり、個人により仕事が落ちてくる社会になりました。そこでプロフェショナルSNSのLinkedInを活用した、パーソナルブランドを作ることにより、収入の安定化を図るのが狙いです。詳しくはこちらのポストに紹介しています

さていかがでしたでしょうか?50歳を超える前に、行動していたら良かったなぁと思うことを別の視点からこのようにまとめてみました。ヨガ、武道そして #パーソナルブランド の共通点は成果が出るまで時間が掛かるということです。すぐ結果が出るようでは、人生面白くありませんね。


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参考文献

金子眞理子、笹山岳大. (2018,03). 事例調査「人生100歳時代」:現状と課題. 神奈川県政策研究・大学連携センター. 大学連携ジャーナルNo.12. https://www.pref.kanagawa.jp/documents/22486/917078.pdf